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Cooler Master、煙突効果で排熱するミドルタワーPCケース
2019年1月21日 18:02
Cooler Masterは、ミドルタワーケース「MasterCase SL600M」を25日より発売する。税別店頭予想価格は28,800円前後の見込み。
煙突効果を用いてケース上部から排熱する「チムニーエフェクトレイアウト」を採用したPCケース。底面の200mmファン×2から取り込んだ空気は、内部で熱を吸収し煙突効果により上昇、ケース上部から排出され、この効果によって高い冷却性能を実現したとする。
側面には強化ガラスパネル、天面と前面にはサンドブラスト加工を施したアルマイトアルミニウム製パネルを採用。天面パネルはメッシュから少し浮かせた状態で固定可能なほか、完全に取り外すことで通気性向上を図ることも可能となっている。
PCIスロット部分のパネルは取り外して90度向きを変換でき、複数ビデオカードの垂直マウントや、垂直マウント時にガラスサイドパネルとビデオカードの間に空間を確保することが可能となる。なお、垂直マウントにはライザーカードが別途必要。
インターフェイスパネルには、近接センサーを搭載しており、手を近づけることで4カ所のUSBポートが自動的に発光。パネルにはUSB 3.1 Type-CとPWMファンコントローラ(4段階/4ポート)が配置されている。
対応フォームファクタはMini-ITX/microATX/ATX/E-ATX(最大12×10.7インチまで対応)。ケースファンは天面および底面に120mm×3または140mm/200mm×2が搭載可能。対応ラジエータは120mm/140mm/240mm/280mm/360mm。
ストレージベイは3.5インチシャドウ×4、2.5インチシャドウ×4。SSD/HDD/水冷ポンプ/リザーバを取り付けられるマルチブラケットが付属し、前面パネル内側や、底面水冷ラジエータブラケット上など、ケース内のさまざまな位置に取り付けられる。
前面インターフェイスはUSB 3.1 Type-C、USB 3.0×2、USB 2.0×2、音声入出力。
本体サイズは242×544×573mm(幅×奥行き×高さ)。