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東芝メモリ、業界最速クラスのシングルパッケージSSD

「BG4」シリーズ

 東芝メモリ株式会社は9日、シングルパッケージで最大容量1,024GBを実現したSSD「BG4」シリーズを一部PC OEM向けにサンプル出荷開始した。量産は2019年第2四半期(4月~6月期)より順次行なう。

 新開発のコントローラと、96層積層プロセスを用いた3次元フラッシュメモリ「BiCS FLASH」をシングルパッケージに収めた製品。インターフェイスはPCI Express 3.0 x4で、シーケンシャルリード性能は最大2,250MB/sと業界最速クラスを実現。

 また、フラッシュメモリ管理技術を改良し、ランダムリード性能も業界最速となる38万IOPSを実現し、超薄型モバイルPCやIoTの組み込み系システム、サーバー/データセンターのブート用途に向くとしている。

 前世代であるBG3と比較しライト性能も改善しており、シーケンシャルで約70%、ランダムで約90%改善。また、消費電力効率もリードで最大約20%、ライトで最大7%改善したという。

 フォームファクタはM.2 1620またはM.2 2230で、NVM Express Revision 1.3bに対応。オプションでTCG Opal Version 2.0.1の自己暗号化機能に対応したモデルも用意する。