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MicrosoftアカウントにWindows Helloでログイン可能に

~EdgeがWebAuthn/FIDO2に対応

 米Microsoftは20日(米国時間)、「Microsoftアカウント」にFIDO2対応デバイスを利用して、パスワード入力不要でログイン可能となったことを発表した。

 Microsoftアカウントは、OutlookやOffice、OneDrive、Bing、Skype、Xbox Liveなどの同社サービスで利用されているが、従来はIDとパスワードによるログインのみに対応していた。

 WebブラウザのEdgeが「Web Authentication API」に対応したことで、Windows Helloによる生体認証または、FIDO2準拠のセキュリティキーデバイスを用意すれば、Windows 10 October 2018 Update環境でMicrosoftアカウントへパスワード不要でログインが可能となった。

 FIDO2は単体で2要素認証を提供する仕組み(認証済みハードウェアと生体認証またはPIN)となっているため、パスワードによるログインに比べて安全性が高い。

 同社では今後、WebAuthnとFIDO2に対応したプラットフォームやブラウザが増えていくことで、サービスごとにパスワードを覚える必要のない時代が近づくとしている。

 なお、FIDO2準拠の2要素ログインには、Yahoo! JAPANが、Androidスマートフォン上のChromeブラウザで指紋センサーを利用したログインへの対応を果たしている