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防水対応になった世界最高性能ゲーミングスマホ「Razer Phone 2」
2018年10月11日 12:34
米Razerは11日(現地時間)、同社第2世代のゲーミングスマホ「Razer Phone 2」を発表した。欧米地域での発売で、同日より予約受付を開始。価格は799ドル。
第1世代の基本的なデザインを踏襲しつつ、さまざまな改良や機能強化を図っている。SoCにQualcommのSnapdragon 845を採用し、8GBのメモリと64GBのストレージを搭載。性能は初代から2~3割向上し、Geekbench、Basemark GPU、3DMarkの3つのベンチマークで世界最高性能を達成したという。
液晶は初代と同じ5.7型サイズで、120Hz表示に対応。同社ではRazer Phoneは初代、第2世代とも、120Hz表示と120Hzとタッチ検知の両方に対応する唯一の製品だとしている。そして第2世代では、最大輝度を380nitから580nitへと50%引き上げた。
筐体は、横持ち時の左右にスピーカーを内蔵するのも初代と同じ構造だが、こちらも最大音量を引き上げ。加えて、第2世代では、前面デュアルスピーカー仕様では難しいというIP67の防水性能も付与した。
これらのディスプレイ、スピーカー性能により、Netflix動画の再生において、HDRとDolby Digital 5.1 Surroundに対応する唯一の製品であることも訴求されている。
また、背面をガラス素材へと変更し、Razer Chroma対応でカラー発光するロゴマークを追加。発光パターンは他のRazer Chorma対応製品同様カスタマイズ可能だが、たとえばFacebookの通知が来たら青く光らせるといったように、通知インジケータとしても利用できる。
バッテリ容量は4,000mAhと大容量で、QualcommのQuick Charge 4+による急速充電が可能。加えて、ワイヤレス充電にも新たに対応し、ワイヤレス充電台も台座部分を光らせることができる。
ソフトウェア面では独自の「Cortex」アプリを搭載。インストール済みのゲームのランチャー機能のほか、性能とバッテリ駆動時間のバランスを調整したり、ゲーム性能の最適化、120Hz対応ゲームを検索するといった機能もある。
ゲームに特化した製品だが、カメラ機能も強化され、背面は広角と望遠のデュアル1,200万画素カメラを搭載。前面カメラは800万画素。このほか、GigabitクラスのLTEにも対応する。
インターフェイスはIEEE 802.11ac無線LAN、Bluetooth 5.0、USB Type-C、指紋センサーなどを装備。本体サイズは78.99×158.5×8.5mm(幅×奥行き×高さ)。
直販ではマット仕上げのサテンモデルも発売する。