本格キーボード/E Ink搭載のポータブルワープロ「Traveler」

Traveler

　クラウドファンディングサイトのIndiegogoで、本格的なタクタイルキーボードやE Inkディスプレイを搭載した文書入力専用端末「Traveler」が、出資を募っている。製品を入手するための最小出資額は329ドルからで、出荷は2019年6～7月を予定している。

　キングジムの「ポメラ」に似たコンセプトで、文字入力に専念できる端末。6型のE Inkディスプレの採用により、最長4週間のバッテリ駆動や太陽光下での高い視認性を実現。また、キーストローク2mm/フルサイズのパンタグラフキーボードを搭載している。

　プレーンテキストを入力しても、.docxや.fdxといったリッチテキストで出力できるマークダウン機能を搭載。また、Wi-Fi機能をサポートし、Dropbox、Evernote、Google Driveなどに入力したテキストをアップロードできる。

　キーボードはQWERTY配列だが、ソフトウェアによりQWERTZやAZERTY配列に変更可能。また、言語としては英語のほか、日本語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語などをサポートするという。

　カーソルキーは備えていないが、スペシャルキーとW/A/S/Dの同時押しによりカーソル移動できる。内蔵メモリは100万ページ以上のテキストを保存可能。本体サイズは302×127×25mm(幅×奥行き×高さ)、重量は0.8kg。