ニュース
エプソン、QRコードでiPhoneと接続できるインクジェット
2018年8月30日 12:06
エプソンは、家庭向けインクジェット「カラリオプリンター」の新製品として、「EP-881A」、「EP-811A」、「EP-711A」シリーズを9月13日に発売する。価格はすべてオープンプライスで、税別店頭予想価格は順に3万円台前半、2万円台半ば、1万円台後半の見込み。
いずれもWi-Fi Directによる接続に対応し、SSIDやパスワードを設定しなくても利用できる。iOS11の場合、画面に表示されているQRコードをiPhoneで読み取るだけで接続可能。Androidの場合でもアプリからプリンタを選択するだけとなっている。
上位のEP-881Aは、インテリアになじむスタイリッシュデザインを謳う。ホワイト(型番末尾:W)とニュートラルベージュ(N)の2色はマット仕上げ、ブラック(B)とレッド(R)モデルは光沢仕上げとした。
また、廃インクボックスを交換可能なメンテナンスボックスを採用し、ユーザー自身がエラーを解消可能。さらに、フチなし吸収剤がエラーになっても、フチあり印刷であれば継続印刷できるようになった。
いずれのモデルもMACH方式による印字で、解像度は5,760×1,440dpi。インクは6色独立の染料(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー、ライトシアン、ライトマゼンタ)。給紙枚数はA4普通紙が最大100枚、はがきが約60枚(EP-711Aのみ約40枚)。
EP-881AとEP-811Aは自動両面印刷対応で、EP-711Aは非対応。インターフェイスとして、EP-811AはUSB、PictBridge用USB、Ethernet、IEEE 802.11b/g/n、IrDA(赤外線)対応となっているが、EP-811AはEthernetとIrDAがなく、EP-711AはさらにPictBridge用USBを省いた構成となっている。
本体サイズおよび重量は、EP-881Aが349×340×142mm(幅×奥行き×高さ)/約6.8kg、EP-811Aが390×339×141mm(同)/約6.9kg、EP-711Aが390×338×163mm(同)/約5.9kg。
