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WD、2.5インチで容量15.36TBのデータセンター向けSAS SSD
~64層TLC NAND採用、リード最大2,150MB/s
2018年7月26日 14:18
米Western Digitalは25日(米国時間)、データセンター向け2.5インチSSD「Ultrastar DC SS530 SAS SSD」を発表した。すでに一部顧客向けにサンプル出荷を開始しており、正式な出荷は2018年第4四半期を予定する。
Intelと共同開発された製品で、2.5インチ15mm厚のフォームファクタながら、64層3D TLC NANDフラッシュの採用で、最大容量15.36TBという大容量を実現。
同社製品として最高の容量密度であるほか、業界最速のデュアルポートSAS SSDを謳う。
1DW/D(Drives Writes per Day)または3DW/D、10DW/Dの3つの異なる書き込み耐性のモデルを用意し、幅広いワークロードに対応。モデルによってドライブの容量も異なり、10DW/Dが400GB~3.2TB、3DW/Dが400GB~6.4TB、1DW/Dが480GB~15.36TBとなっている。
そのほかのおもな仕様は共通で、インターフェイスはSAS 12Gbps×2で、容量は400GB~15.36TB。転送速度はシーケンシャルリード2,150MB/s、同ライト2,120MB/s、ランダムリード44万IOPS、同ライト32万IOPS。レイテンシはリード92μs、ライト26μs。
サイズは70.1×100.45×15mm(幅×奥行き×高さ)、重量は175g。