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アップル、「MacBook Pro」を第8世代Coreプロセッサに刷新
2018年7月12日 23:08
アップルは、TouchBarを搭載した「MacBook Pro」シリーズを第8世代Coreプロセッサに刷新し、発売した。
15インチモデルは4コアから6コアとなり、従来から最大70%高速化。13インチモデルも2コアから4コアとなり、最大2倍高速化したという。大規模データセットの操作、複雑なシミュレーション、マルチトラックのオーディオプロジェクトの制作、画像処理や映像編集に好適としている。
また、メモリは最大32GBとなったほか、ディスプレイは輝度500cd/平方mでDCI-P3色域をサポートした「True Tone」対応となり、周辺環境に合わせてホワイトバランスを自動調整するようになった。キーボードも第3世代となり、静粛性を高めたという。
セキュリティチップとして、Mac Proで導入された「Apple T2」を搭載。セキュリティが強化され、セキュアブートとストレージのオンザフライ暗号化に対応。また、「Hey Siri」と呼びかけてSiri起動が可能になった。
13インチの下位は、2.3GHz~3.8GHz駆動のCore i5、メモリ8GB、256GB SSDを搭載し、税別価格は198,800円。上位はストレージを512GBに強化し、税別価格は220,800円。
オプションでは最大16GBのメモリ(+税別22,000円)、最大2TBのSSD(+税別154,000円)などが選択可能。
15インチの下位は2.2GHz~4.1GHz駆動のCore i7、メモリ16GB、GPUにRadeon Pro 555X(4GB)、256GB SSDを搭載し、税別価格は258,800円。上位はCPUを2.6GHz~4.3GHzのCore i7、GPUをRadeon Pro 560X(4GB)、ストレージを512GB SSDに強化し、税別価格は302,800円。
オプションでは最大32GBのメモリ(+税別44,000円)、最大4TBのSSD(+税別352,000円)などを選択可能。
液晶解像度13インチモデルが2,560×1,600ドット(13.3型)、15インチモデルが2,880×1,800ドット(15.4型)。インターフェイスはThunderbolt 3、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 5.0、720p対応FaceTime HDカメラ、音声入出力などを備える。
本体サイズおよび重量は、13インチが304.1×212.4×14.9mm(幅×奥行き×高さ)/1.37kg、15インチが349.3×240.7×15.5mm(同)/1.83kg。