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東芝、顔認証に対応した15.6型「dynabook T」シリーズ夏モデル

 東芝クライアントソリューション株式会社は、顔認証に対応した15.6型メインストリーム向けノートPC「dynabook T」シリーズを4月25日より順次発売する。価格はすべてオープンプライス。

 2018年夏モデルは、新たに上位の2モデルで独自開発の小型カメラモジュールを組み込み、赤外線カメラによる顔認証をサポート。セキュリティと利便性を両立させた。

 また、IMR(成形同時加飾転写工法)により、各カラーに最適なパターン(モデナレッドではユビキタスロゴ、リュクスホワイトとプレシャスブラックではストライプ、サテンゴールドではヘアライン)とし、より鮮やかな本体色を実現した。

モデナレッドモデル。新たにユビキタスロゴパターンが入っている
プレシャスブラック
リュクスホワイト
サテンゴールド
モデナレッド

 キーボードの印字は、よく使うアルファベットをキー中央に配したレイアウトとなり、UVコーティング剤を配合したインクにより刻印がシャープで見やすくなっている。また、ShiftキーやCtrlキーなどは大文字+小文字となり(従来はすべて大文字)、フォントなどの改善により視認性を向上させた。

 上位の「T75」は、CPUにCore i7-8550U(1.8GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ8GB、1TB HDD、BDドライブ、1,920×1,080ドット表示対応15.6型IPS液晶ディスプレイ、OSにWindows 10 Home、Office Home & Business 2016、顔認証カメラなどを搭載し、5月中旬発売。店頭予想価格は21万円台半ばの見込み。

 中位の「T55」は、上記からCPUをCore i3-8130(2.2GHz、同)、メモリを4GBに変更し、5月中旬発売。店頭予想価格は17万円台後半の見込み。本モデルのみ、本体色モデナレッドは用意されない。

 下位の「T45」は、T55からCPUをCeleron 3865U(1.8GHz、同)、光学ドライブをDVDスーパーマルチとし、顔認証カメラを省いた。4月25日発売で、店頭予想価格は14万円台半ばの見込み。

 インターフェイスは共通で、SDカードスロット、USB 3.0×2、USB 2.0×2、Gigabit Ethernet、HDMI出力、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、音声入出力などを搭載。ブルーLEDの無線マウスが付属する。

 本体サイズは約379×258×23.7mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.4kg。

4色ラインナップを並べたところ
モデナレッドのユビキタスロゴパターン
新製品(左)は旧製品(右)と比較してキーの視認性が向上した
アルファベットを中央に大きく配した
本体上部の顔認証カメラ