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ソニー、ペン入力対応の世界最薄/最軽量10.3型電子ペーパー端末
2018年4月16日 18:31
ソニー株式会社は、10.3型デジタルペーパー「DPT-CP1」を6月上旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は7万円前後の見込み。
A5サイズ相当の10.3型1,404×1,872ドット(227dpi)電子ペーパーディスプレイを搭載した端末。16階調グレースケールの表示に対応する。
独自開発のノンスリップパネルの採用で、ペン先の滑りを抑えて適度な抵抗感を持たせることで、紙により近い書き心地を実現した。
ディスプレイは静電容量方式のタッチパネルと、充電式アクティブスタイラスペンの2つの入力に対応しており、画面の中心から端まで精度の高い描画を実現しているという。
本体は厚さ約5.9mm、重量約240gとなっており、電子書類を読み書きできる10型相当の端末としては世界最薄/最軽量を謳う。
スマートフォン用アプリ「Digital Paper App for mobile」を使えば、本体搭載のNFCなどを経由してデータ転送が可能。PDFの閲覧や、手書きしたドキュメントをスマートフォンに転送してクラウドサービスにアップロードするといった利用に対応する。
プロセッサはMarvell「IAP140(4コア)」、ストレージ容量は16GB。対応ファイル拡張子はPDFで、約1MBのPDFなら1万ファイルが保存できるとしている。
インターフェイスはMicro USB、IEEE 802.11ac無線LAN、Bluetooth 4.2、NFC。
バッテリ駆動時間は最大約3週間で、無線LAN有効時は約1週間。
本体サイズは約174.2×243.5×5.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約240g。