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キヤノン、実売7,430円のインクジェットプリンタ「PIXUS TS203」

PIXUS TS203

 キヤノンは、低価格なA4インクジェットプリンタ「PIXUS TS203」を2月22日に発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は7,430円。

 カラーインクに染料、ブラックインクに顔料を採用。給紙トレイを背面のみとし、排紙トレイを省いて低価格化している。

 これまで同社の低価格ラインナップは「PIXUS iP2700」が担っていたが、これに置き換わるものと見られる。最高解像度は4,800×1,200dpiで変更はないが、ノズルなどが変更されており、使用するインクなども異なる。おもな仕様比較は下表のとおり。

モデルTS203iP2700(旧モデル)
発売日2018年2月22日2010年2月下旬
プリントヘッドC/M/Y/K各320ノズルC/M/Y各384ノズル、Kは320ノズル
給紙可能枚数普通紙60枚/はがき20枚普通紙100枚/はがき40枚
インク大容量BC-346XL/BC-345XL
標準BC-346/BC-345
BC-311/BC-310
キヤノン写真用紙・光沢ゴールド
L判フチなし
印刷速度
約52秒約46秒
キヤノン写真用紙・光沢ゴールド
L判フチなし
インク/用紙合計コスト(税別)
大容量:約21.7円
標準:約28.1円
約23.4円
騒音約45.5dB約47.5dB
印刷時消費電力約10W約12W
インターフェイスUSB
本体サイズ(幅×奥行き×高さ)約426×255×131mm約445×250×130mm
重量約2.5kg約3.4kg

 このほか、ビジネス文書の印刷に特化した得大容量タンクを搭載したインクジェット複合機「G3310」、およびインクジェットプリンタ「G1310」も同時発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は前者が43,070円、後者が26,870円。

 インクの交換なしでA4モノクロ約6,000枚、A4カラー約7,000枚の印刷が可能。A4普通紙のランニングコストはモノクロで税別約0.3円、カラーで税別約0.8円を実現した。標準で約6,000枚印刷可能な顔料ブラックインクボトルが付属する。

 いずれも解像度は4,800×1,200dpiで、対応用紙サイズはA4まで。背面トレイにより普通紙100枚/はがき40枚の給紙が可能。G3310は無線LAN対応も特徴となっている。

G3310
G1310