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富士通、バッテリ発火の可能性でノートPCをリコール
~パナソニック製バッテリの異物混入が原因
2017年12月13日 12:34
富士通株式会社は、同社販売のノートPCのバッテリに発火の可能性があるとのことで、リコールを呼びかけている。
対象となるのは2012年8月から2013年11月に製造されたノートPCの一部(54機種)で、パナソニック製バッテリを使用していた製品で問題が発生する可能性があるという。来年(2018年)の1月下旬よりバッテリパックの無償交換を実施するが、それまでの間はバッテリを製品から取り外すか、バッテリ充電制御機能アップデートを施してバッテリを安全に使用できるように設定することを推奨している。
対象機種は下記のとおり。
- ノートPC
LIFEBOOK A/E/P/S/Tシリーズ、FUTRO MA/MPシリーズ、CELSIUS Hシリーズ、LIFEBOOK SH/PHシリーズ - オプションバッテリパック
FMVNBP210、FMVNBP222、FMVNBP224B、FMVNBP224W、FMVNBP224R、FMVNBP228
富士通は自身のノートPCがリコール対象品であるか確認するためのチェックツールを用意しており、こちらのサイトから利用可能。バッテリ充電制御機能アップデートの使い方についても上記のサイト内に記されている。
バッテリ発火の原因としては、パナソニックでの製造時に、バッテリ内部に異物が入り込み、短絡が生じる可能性があるためとしているが、異物混入の原因は特定できていないという。