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QNAP、Amazon製CPU搭載のホーム/SOHO向けNASベアボーン

TS-231P2

 テックウインド株式会社は、QNAP製のNASベアボーン「TS-231P2」を12月1日、「TS-431P2」を12月15日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は前者が44,800円前後、後者が59,800円前後の見込み。

 いずれもAmazon傘下のAnnapurnaLabs製のSoC「Alpine AL-314」(Cortex-A15、クアッドコア、1.7GHz)を採用し、最大転送速度はリード221MB/s、ライト195MB/sを実現。ホームおよびワークグループ、SOHOユーザーに好適とする。

 ファイルシステム外で、システムの状態やファイルのメタデータの記録や保存をいつでも保存できるブロックベースのスナップショット機能に対応。ランサムウェアの攻撃を受けた場合でも、スナップショットより正常なデータを復元できるという。各ボリュームまたはLUN(合計最大256まで)に対し、最大で64のスナップショットが取れ、そのレプリカはリモートのQNAP NASまたはサーバーに複製できる。

 Gigabit Ethernetポートを2基搭載し、リンクアグリゲーションによるデータ転送速度向上、フェールオーバーまたはデュアルIPをサポート。専用OS「QTS」を搭載し、容易に管理やアプリの追加などを実現する。

 いずれもメモリはDDR3 4GBとフラッシュに512MBを搭載。TS-231P2はHDDを2基、TS-431P2はHDDを4基搭載できる。本体サイズおよび重量は、前者が102×219×169mm(幅×奥行き×高さ)/1.28kg、後者が169×219×169mm(同)/3kg。

TS-431P2