中国、5GHz以下の5G移動通信用の電波を割り当て

　中華人民共和国工業和信息化部は15日(現地時間)、「中華人民共和国無線電頻率劃分規定」に基づき、第5世代移動通信システム(5G)向けに3,300MHz～3,600MHz帯および4,800～5,000MHz帯を割り当てると発表した。

　規定のなかで、上記周波数帯への干渉、そして隣接する周波数帯で合法的に展開している天文用途、およびそのた無線用途への干渉を避けるよう、各省や自治体に通達した。なお、3,300～3,600MHz帯は基本的に室内での使用に限定している。

　同日より3,400～4,200MHz、および4,800～5,000MHz帯の地上での固定業務用途、3,400～3,700Hz帯の無線ラジオ業務、および3,400～3,600MHz帯の無線ラジオ測定に関する申請を一切受理しないとしている。