Gmail、機械学習で返信文を自動生成する機能が追加

　米Googleは17日(現地時間)、機械学習を使い、メールの内容などから適切な返信文を自動生成し、ワンタッチでメールに返信できる「Smart Reply」機能を搭載すると発表した。すでに同社のメールソフト「Inbox by Gmail」およびメッセージングソフト「Allo」に搭載されているもので、新たにAndroidおよびiOS版Gmailにも搭載される。

　メールを開くと、本文内容に応じた返信例が下部に表示される。それをタップしてそのまま送信したり、あるいは簡易編集して送信できる。「ありがとう!」と言った友人同士などの気軽なメールの返信や、「下記、承知しました」など業務での定型返信などのさいに便利な機能だろう。機械学習により、利用するごとにより賢くなっていくとしている。

　まずは英語環境のAndroid、iOS用に配信され、追ってスペイン語のほか、各種言語に対応していくとしている。