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AMD、データセンター向けプロセッサ“Naples”の正式名称を「EPYC」に

 米AMDは16日(現地時間)、これまでコードネーム“Naples”で知られてきたデータセンター向けのハイエンドプロセッサの正式名称を「EPYC」に決定した。

 既報のとおり、Naplesは1チップで32コア/64スレッドを実現したサーバー向けプロセッサ。非常に強力なI/Oが特徴で、1ソケットあたり8チャネルのDDR4/3DSメモリ(最大2TBまで搭載可能)、最大128レーンのPCI Expressに加え、最大32基のSATA 6Gbps、32レーンのNVMe、4基のUSB 3.0/2.0ポートもSoCとして内包している。

 競合のIntelのハイエンドプロセッサと比較して、コア数は45%多く、I/Oは60%多く、メモリバンド幅は122%広いという。

EPYCプロセサ
シングルソケットのマザーボード(左)とデュアルソケットのマザーボード(右)