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レノボ、VR対応可能な「ThinkPad P71」を国内投入

ThinkPad P71

 レノボ・ジャパン株式会社は、モバイルワークステーション「ThinkPad P71」、「ThinkPad P51」を発売した。直販サイトでは5月中旬より発売する。

 ThinkPad P71は、GPUにPascal世代のQuadro P5000を選択可能なハイエンドモデル。同GPU選択時はQuadro VR Ready認証を取得している。CPUにはCore i7-7700HQ(2.8GHz)またはXeon E3-1505M v6(3GHz)を選択可能、メモリも最大64GB搭載可能など、デスクトップに匹敵する内容となっている。

 2つのファンを搭載し、CPUとGPUの状況に応じてリアルタイムに回転の制御を行なうことで、高い冷却性能と静音性を両立する「FLEX Performace Cooling」技術を備える。

 標準構成はメモリ8GBまたは16GB、ストレージは最大2TBのSSD、3,840×2,160ドット表示対応の17.3型IPS液晶ディスプレイ、OSにWindows 10 Proなどを搭載する。税別価格は317,000円より。

 インターフェイスはThunderbolt 3×2、USB 3.0×4、HDMI、Gigabit Ethernetなど。バッテリ駆動時間は約12時間。本体サイズは416×275.5×29.9~34.2mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約3.3kg~。

ThinkPad P51

 ThinkPad P51は15.6型液晶搭載モデルで、同じように最大64GBのメモリや4K液晶を搭載可能となっている。GPUはQuadro M2200までをサポート。税別価格は28万円より。

 インターフェイスはThunderbolt 3、USB 3.0×4、HDMI出力、Gigabit Ethernetなど。バッテリ駆動時間は約8.92時間。本体サイズは377.4×252.3×24.5~29.4mm(同)、重量は約2.67kg~。