ニュース
ベンキュー、Adobe RGBカバー率99%/HDR対応の31.5型IGZO 4K液晶
~sRGBカバー率100%の32型4K/27型WQHD液晶も
2017年2月23日 14:06
SW320
SW320は、31.5型の4K(3,840×2,160ドット)液晶ディスプレイ。3月17日発売予定。店頭想定価格は26万円前後の見込み。
写真家向けの製品で、IGZO技術を用いたIPSパネルを採用し、Adobe RGBカバー率99%、sRGBカバー率100%を謳う。
10bit入力/表示に対応し、14bit 3D LUTの採用、ハードウェアキャリブレーション対応により厳密な色再現を可能としたほか、HDRにも対応する。
そのほか、別の色空間のコンテンツを並べて表示できる「GamutDuo」、モノクロモード、フリッカーフリーバックライトなどを備える。
主な仕様は、表示色数が約10億7,000万色、コントラスト比1,000:1、最大輝度350cd/平方m、中間色応答速度5ms、視野角が上下左右ともに178度。
入力インターフェイスはHDMI 2.0、DisplayPort、Mini DisplayPort。
2ポートのUSB 3.0 Hub、ヘッドフォンジャックを備え、OSDコントローラと遮光フードが標準で付属する。
スタンドは高さ調整(150mm)、スイベル(左右45度)、チルト(-5~20度)、ピボットに対応。
本体サイズは759×340.53×663.65mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約12.7kg。保証期間は3年。
PD3200U/2700Q
PD3200U/2700Qは、それぞれ4K、WQHD(2,560×1,440)ドット表示対応のWebデザイナー向け液晶ディスプレイ。PD3200Uは4月17日、PD2700Qは3月17日発売予定。店頭想定価格はそれぞれ13万円前後、6万円前後の見込み。
10bitのIPSパネルの採用により、ともにsRGBカバー率100%、Rec.709に対応。そのほか、暗い作業環境でも暗部を鮮明に表示し、グラデーション表現を可能にする「暗室モード」や、異なるピクチャーモードを同時表示できる「DualView」を新搭載する。
加えて、PD3200Uでは、1組のキーボードとマウスを2台のPCで共有できる「KVMスイッチ」や、OSDコントローラ、周囲の明るさに合わせ輝度を調整する「オートアイプロテクトセンサー」、人感センサーを備える。
主な仕様は共通で、表示色数が約10億7,000万色、コントラスト比1,000:1(最大2,000万:1)、最大輝度350cd/平方m、応答速度12ms(中間色4ms)、視野角が上下左右ともに178度。
入力インターフェイスはHDMI 2.0×2(PD2700QはHDMI 1.4×1)、DisplayPort 1.2、Mini DisplayPort 1.2。
4ポート(PD2700Qは2ポート)のUSB 3.0 Hub、SDカードリーダ、ヘッドフォンジャックを備える。
スタンドは高さ調整(150mm)、スイベル(左右45度)、チルト(-5~20度)、ピボットに対応。
本体サイズ/重量は、PD3200Uが740.3×213.4×490.2~640.2mm(同)/約12.5kgで、PD2700Qが641×239.6×417.3~547.3mm(同)/約6.9kg。保証期間は3年(パネル/バックライトは1年)。
なお、3機種ともに23日より開催される「CP+ 2017」にて、発売に先駆けて展示が行なわれる。