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EIZO、軽量スリム化で一新したColorEdgeシリーズの27型WQHDディスプレイ
2016年9月13日 16:44
EIZO株式会社は、ColorEdgeシリーズの27型カラーマネジメント液晶ディスプレイ「CG2730」および「CS2730」を10月7日に発売する。価格はオープンプライスで、EIZOダイレクトによる直販価格は前者が216,000円、後者は140,184円。
写真、デザイン、印刷などのクリエイティブ用途向けのディスプレイで解像度は2,560×1,440ドット。両モデルとも従来機種からデザインを一新し、ベゼル幅と厚みを大幅に縮小。軽量化も果たしている。
上位のCG2730はキャリブレーションセンサーを内蔵。付属ソフトのColorNavigator 6を使ってディスプレイの色調整などができる。また、コントラスト比が1,500:1と高く、表示を安定させるまでの時間が電源投入から3分と従来よりも短くなっている。このほか、遮光フードが付属。
CG2730の主な仕様は、液晶が27型WQHD(2,560×1,440ドット)非光沢IPS式パネル、表示色数が約10億7,374万色、Adob RGBカバー率99%、DCI-P3カバー率98%、中間色の最小応答速度は13ms、輝度350cd/平方m、コントラスト比1,500:1、視野角は上下/左右178度。
インターフェイスは、DisplayPort、HDMI、DVI-D、USB 3.0×3を装備。
スタンドは上35度~下5度のチルト、左右344度のスイベル、右90度回転のピボットに対応。155mmまでの高さ調節機能も備える。本体サイズは638×245×404.1~559.1mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約8.9kg。
一方のCS2730はDCI-P3非サポート、コントラスト比1,000:1、中間色応答速度10msという以外はCG2730と共通の仕様。Adobe/エプソン/キヤノンと協力して開発したソフトウェア「Quick Color Match」が付属し、簡単にディスプレイと印刷写真の色合わせができるようになっている。