PC短評

家のなかで持ち運んで使える14型ノート「LAVIE Home Mobile HM750/PAW」

LAVIE Home Mobile HM750/PAW

 NECパーソナルコンピュータ(NEC PC)の14型モバイルノート「LAVIE Home Mobile HM750/PAW」は製品名が示すとおり、“ちょっと大きめの家なかモバイル”をコンセプトに、2019年秋冬モデルの1つとして同社が提案した新ブランドの製品だ。

 今回試用したのは天板がパールホワイトのモデル。明るい印象を与える色とスリムなフォルムで、液晶ディスプレイの額縁部を黒色にすることでアクセントとして活かされたデザインに仕上がっている。たしかにこれなら、インテリアになじみつつ、気軽に持ち運べそうな印象だ。

 フルHD解像度の14型液晶を搭載し、NEC PC独自の光沢処理「スーパーシャインビュー」を採用。明るく見やすく、文字も大きいので見やすい。

 おもな仕様はCPUに4コア/8スレッドのCore i7-8565U(1.8GHz、最大4.6GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ容量がDDR4-2400 8GB、ストレージはPCIe接続の512GB SSDで、OSはWindows 10 Homeを採用する。

 インターフェイスはUSB 3.1(Type-C)、USB 3.0×2、SDカードスロット、音声入出力、電源端子などを備える。ネットワークはIEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 5.0、Gigabit Ethernet。バッテリ駆動時間は約9時間で、本体サイズは326.8×226×19.4mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.5kg。

 カラーバリエーションとしてほかにもネイビーブルーを用意しており、こちらは対象的に落ち着いた雰囲気。好みに合わせて選ぶと良いだろう。

パールホワイトの天面は周囲にかなり明るい印象を与える
右側面には電源端子、Gigabit Ethernet、HDMI出力、USB 3.1(Type-C)、SDカードスロットを備える。フルサイズのSDカードスロットはデジカメ利用者にはうれしいところ
左側面にはUSB 3.0×2、音声入出力を備える
液晶最大輝度。NEC独自の光沢処理「スーパーシャインビュー」を採用するのでかなり明るい
液晶最低輝度。光沢液晶のため、最低輝度に落とすと映り込みが出やすくなる
視野角も広め
標準的な日本語配列キーボード。ディスプレイの額縁が黒いのでキーボード部の白とのコントラストが映える
キーピッチは約18mm
本体重量は実測で約1.47kg
ACアダプタは実測で272g
PCMark 10のスコアは4,071と高めだが、ディスプレイアダプタがPCMark 10のチェックで正常に認識されなかった
3DMarkのSky Diverの結果は4,162