NEC、高さ20cm以下のA4モノクロレーザープリンタ

高さは186mmで、500mlペットボトルよりも背が低い

　NECは、A4モノクロの両面印刷に対応した業務用プリンタ「MultiWriter 5150」と「MultiWriter 5140」の2製品を発売した。税別価格は順に39,800円、34,800円で、出荷開始は7月14日からとなる。

　高さ186mmというコンパクトサイズをウリにしており、銀行や医療機関といった窓口業務に最適とするほか、MultiWriter 5150は無線LAN機能を標準搭載するため、より柔軟な設置が可能。

　前モデル「MultiWriter 5000N」と比較して、待機時の消費電力を約90%削減したほか、印刷速度も大きく改善、MultiWriter 5150との比較では約40%も速度が向上していると言う。

　主な仕様は、プリント方式がレーザービーム乾式電子写真方式(半導体レーザー)、印刷解像度600×600dpi、連続印刷速度はA4用紙で同5150が片面30(両面15)ppm、同5140が片面26(両面13)ppm、対応用紙サイズはA4/B5/A5/A5横/A6/レター/はがき、手差しスロットを使用した場合はB6のほか76.2～215.9×127～355.6mm(幅×長さ)の自由サイズ印刷が可能、標準トレイには250枚の用紙を、手差しスロットには1枚の用紙をセットできる。

　インターフェイスは、USB 2.0、Ethernet、同5150のみIEEE 802.11b/g/nもサポート。対応OSは、Windows Vista/7/8/8.1、Windows Server 2003/2008/2008 R2、Mac OS X 10.7/10.8/10.9。

　本体サイズは、356×360×186mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約6.8kg(消耗品含む)。消費電力は、動作時最大で860W、節電モード時は0.8W以下。

　印刷には、トナーカートリッジとトナードラムカートリッジが使われ、前者は約1,200枚、後者は約12,000枚印刷できる。これらの消耗品は本体にそれぞれ1個ずつ付属している。