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第12世代Coreを搭載しながらシリアルやパラレルポートなどが使えるスリムPC

 エプソンは、第12世代Coreを搭載しながら、シリアルポート、パラレルポート、PS/2、ミニD-Sub15ピンといったレガシーインターフェイスが使用可能なスリムデスクトップ「Endeavor AT998」を発売した。最小構成価格は9万6,470円から。

 「従来の資産を継続して使用したいため、モデルチェンジのたびにサイズやインターフェイスが変わらないPCがほしい」というニーズに応えた製品で、従来のAT900シリーズからそのまま買い替え運用できる。不安定な動作を引き起こさないという高品質パーツを採用し、長く使うための数多くの性能試験や評価試験を実施した。

 最小構成は、CPUにCeleron G6900、Intel H610チップセット、メモリ4GB、256GB SSD、DVD-ROMドライブ、OSにWindows 11 Homeを搭載する。BTOではCore i7-12700や最大64GBのメモリ、1.92TBのSSDまたは2TBのHDD、BDドライブなどを選択できる。

 インターフェイスは、USB 3.0×4、USB 2.0×2、ミニD-Sub15ピン、DVI-D、Gigabit Ethernet、シリアルポート、パラレルポート、PS/2などを備える。USB 3.1やシリアルポート、HDMIなどはオプションで増設可能。

 本体サイズは約99×383×310mm(幅×奥行き×高さ、スタンド装着時は154×383×321mm)、重量は約6kg。

 本機をベースに、OSをWindows 10 IoT Enterprise 2021 LTSCに変更した「Endeavor JA998」も用意する。価格は10万1,970円から。