.biz
パナソニック、モジュラー設計で拡張できる頑丈タブレットPC
2021年7月30日 12:12
パナソニック株式会社は、モジュラー設計で拡張できる頑丈タブレットPC「TOUGHBOOK FZ-G2」を8月末より順次発売する。価格はオープンプライス。
背面に2つの「拡張エリア」を設けており、以下のようなオプションを別途装着して拡張可能。モジュール故障時でも本体ごと修理に出す必要がないため、継続的な現場作業を実現し、本体の買い替えの必要もないためe-waste(電気電子機器廃棄物)削減に貢献する。
- バーコードリーダ(拡張エリア1)
- USB 2.0 Type-A(拡張エリア1)
- LANコネクタ(拡張エリア1)
- サーマルカメラ(拡張エリア1)
- シリアルコネクタ(拡張エリア1)
- スマートカードリーダ(拡張エリア2)
- 非接触ICカードリーダ(拡張エリア2)
TOUGHBOOKの伝統である堅牢性を踏襲し、IP65準拠の防塵防滴試験、MIL-STD-810Hに準ずる頑丈試験、-10~50℃の動作環境試験、120cmの自由落下試験などをクリア。別売りでキーボードベースが用意されているが、嵌合部分には独自のフック機構と摩擦に強いコネクタによるドッキング構造(特許出願中)を採用した。
このほか、Microsoftが提唱する「Secured-core PC」準拠のデバイスセキュリティ要件、最長約18.5時間のバッテリ駆動(オプションバッテリで最長約26時間)、騒音環境下でも聞き取りやすい88dBのステレオスピーカーとマイクなどを備える。WANやプライベートLTE対応モデルもラインナップする。
主な仕様は、CPUにCore i5-10310U、メモリ8GB、ストレージに256GB PCIe SSD、10.1型液晶ディスプレイは1,920×1,200ドット、輝度1,000cd/平方m、デジタイザー、タッチ対応、OSにWindows 10 Proを搭載する。
インターフェイスは、USB 3.1 Type-C、USB 3.0、Gigabit Ethernet、800万画素+200万画素対応カメラ、Wi-Fi 6、Blueotooth 5.1などを備える。
本体サイズは279×188×23.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.19kg(大容量バッテリパック装着時は約1.27kg)。キーボードベース装着時は約2.1kg(同2.19kg)となる。