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日本エイサー、Chrome OS搭載の9.7型タブレットなど
2018年12月12日 12:00
日本エイサー株式会社は、Chrome OSを搭載した4製品を法人・文教市場向けに12月14日より順次発売する。価格はすべてオープンプライス。
いずれもChrome OSを搭載し、起動のたびに最新のOSとセキュアな環境を確保。データはすべてGoogleドライブに保持される。初期導入コストや維持費の負担が少なく、容易な管理・運用を謳う。
Chromebook Tab 10 D651N-F14M
「Chromebook Tab 10 D651N-F14M」はIPS液晶を搭載した9.7型タブレット。ワコムのEMR技術搭載スタイラスペンが付属し、Google Playも対応する。発売は12月14日で、税別想定価格は55,000円前後の見込み。
おもな仕様は、SoCがOP1(Cortex-A72×2+Cortex-A53×4、最大2GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、32GB eMMC、1,536×2,048ドット表示対応9.7型液晶ディスプレイなどを備える。
インターフェイスはUSB 3.0 Type-C、microSDカードリーダ、200万画素前面カメラ、500万画素背面カメラ、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.1、音声入出力などを備える。
バッテリは3セルリチウムポリマーで、駆動時間は最大約9時間。本体サイズは約172.2×238.2×9.98mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約520g。
Chromebook 11 C732LT-F14N
「Chromebook 11 C732LT-F14N」はLTE通信に対応した11.6型Chromebook。NTTドコモの相互接続試験を完了したLTE通信モジュールを内蔵するのが特徴。発売は12月14日で、税別想定価格は75,000円前後の見込み。
122cmからの落下に耐えるMIL-STD 810G準拠の筐体、最大330mlの水をこぼしても壊れない排水機構つき防滴キーボード、キーキャップ剥離を防ぐ設計などが特徴。
おもな仕様は、CPUにCeleron N3350(1.1GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、32GB eMMC、1,366×768ドット表示/マルチタッチ対応11.6型光沢液晶ディスプレイなどを備える。
インターフェイスは、USB 3.0×3(うち2基はType-C)、microSDカードリーダ、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、HD対応Webカメラ、音声入出力などを備える。
バッテリはリチウムポリマーで、駆動時間は最大約12時間。本体サイズは約302×209×21.3mm(同)、重量は約1.26kg。対応LTEバンドは1/3/19/21/28。
Chromebook 11 C732T-F14N/C732-F14N
「Chromebook 11 C732T-F14N」、「同C732-F14N」は上記のC732LT-F14NからLTE対応を省いたモデルで、C723T-F14Nはタッチ対応光沢液晶、C732-F14Nはタッチ非対応の非光沢液晶となっている。発売は2019年2月下旬で、税別想定価格は前者が45,000円前後、後者が4万円前後。
そのほかの仕様はC732LT-F14Nとほぼ共通。
Chromebox CXI3-F38P
「Chromebox CXI3-F38P」はコンパクトデスクトップモデルで、CDケース約4枚分の大きさで、付属のVESAマウントキットにより壁がけやディスプレイの背面設置も可能。12月14日発売で、税別想定価格は7万円前後の見込み。
Chrome OS搭載デバイスとしては性能が高く、CPUにCore i3-8130U(2.2GHz、ビデオ機能内蔵)を搭載。このほか、メモリ8GB、64GB SSDなどを搭載する。
インターフェイスは、USB 3.0×6(うち1基はType-C)、microSDカードリーダ、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、Gigabit Ethernet、音声入出力などを搭載する。
90WのACアダプタを利用。本体サイズは約57×149×160mm(幅×奥行き×高さ、縦置きスタンド装着時)、重量は約0.58kg(同)。