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日立、低消費電力版Athlon XP 1500+搭載の省スペースPC |
ディスプレイは別売り |
2002年2月25日 出荷開始
標準価格:115,000円~
連絡先:HITACカスタマ・アンサ・センター
Tel.0120-2580-12
日立製作所 情報・通信プラットフォームグループは、低消費電力版Athlon XP 1500+を搭載した企業向けの省スペースデスクトップPC「FLORA 330サイレントモデル」を12月21日より受注開始、2002年2月25日より発売する。OSはWindows 98SE/2000/XPが用意され、価格はWindows 98SEモデルが115,000円、Windows 2000/XPモデルが129,000円となっている。
低消費電力版Athlon 1500+ 外見は普通のAthlon XPと変わらない |
同社のモバイル向けプロセッサに搭載する省電力機能PowerNow!では、電圧の変更も行なうが、低消費電力版Athlon XPでは電圧変更は行なわない。「FLORA 330」では、低消費電力版Athlon XPの採用や、ファンの回転数制御などにより、動作時30dBの静音性を実現したという。
チップセットにはVIA KT266Aを搭載し、メモリはDDR SDRAM 128MB、HDDは40GB。FDDや24倍速CD-ROMドライブを装備し、ビデオチップはMOBILITY RADEON(16MB)を搭載する。ノート用のMOBILITY RADEONの採用は、液晶との親和性やマルチディスプレイへの対応などを考慮してのことだという。
100Base-TX対応Ethernetを装備し、空きPCIスロットは×2。本体サイズは78×320×300mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約6kgで、容量は7.5リットルと、IBMのPentium 4搭載省スペースデスクトップ「NetVista M41 Slim」とほぼ同等の容量となっている。
CD-ROMドライブは24倍速のスリムタイプを採用 | CPUはFDD下に配置 | ビデチップはMOBILITY RADEONで16MBビデオメモリを搭載する |
FLORA 330サイレントモデルとPentium 4 1.6GHz搭載省スペースデスクトップとのベンチマーク比較 | キーボード脇にはオプションでPCカードなどを利用可能にするモジュールも装備する(初期出荷時はダミーモジュールを装着) | 内部的にはUSBで接続しているという |
アプライアンス開発部の原部長 |
なお、企業向けでは、IntelプラットフォームのPCを要求する企業も多いのではとの質問には、「確かにそういった側面はあるが、このサイレントモデルには、ほかでは実現できない性能を備えており、そうした面を訴求してきたい」と述べ、他社のPentium 4搭載の省スペースPCとの比較ベンチマークや容量比などのスライドを見せながらその利点を説明した。
他社製品との消費電力比較 | 他社製品との静音性比較 | 他社製品との容量比較 |
□日立製作所のホームページ
http://www.hitachi.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/2001/1221/index.html
□日本AMDのホームページ
http://www.amd.com/japan/
□ニュースリリース
http://www3pub.amd.com/japan/news/prodpr/nr2001_08j.html
(2001年12月22日)
[Reported by usuda@impress.co.jp]
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