周辺機器同士で直接接続できるUSB OTG規格が正式決定
12月18日(現地時間) 発表
The Universal Serial Bus Implementers Forum(USB-IF)は18日(現地時間)、PCをホストとせずにUSB対応機器同士で接続するための規格「ON-The-Go(OTG)」の規格が正式に決定したと発表した。OTG Rev.1.0は、USB 2.0の補則として規格化されており、USB-IFの会員に向けて公開された。
現行のUSB規格はPCをホストとし、周辺機器を接続することを前提に規格化された。OTGはUSB対応機器の増加を受け、周辺機器間を直接接続する需要が増大したとして規格化が進められた。
主な用途としては、2台のMP3プレーヤー同士を接続して曲を転送することや、デジタルカメラとプリンタを接続して直接プリントすることなどが想定されている。また、PalmなどのPDAのUSB機器対応も進むとみられる。
□USB-IFのホームページ(英文)
http://www.usb.org/
□ニュースリリース(英文 PDF)
http://www.usb.org/data/press/pressroom/2001_12_18_usb.pdf
□ON-The-Go規格情報(英文、規格本文は会員限定)
http://www.usb.org/developers/onthego/
(2001年12月19日)
[Reported by date@impress.co.jp]
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