VIA、組込用x86ソリューション「Eden」

12月11日(現地時間) 発表



 VIA Technologiesは11日(現地時間)、組み込み用x86ソリューション「Eden」を発表した。

 シン・クライアントやPOSターミナルなどへの組み込みを目的とした製品群で、プロセッサ3機種と、マザーボード2機種の組み合わせで6つの選択肢が用意される。

 プロセッサは、ESP4000/5000/6000の3機種。0.13~0.15μmルールプロセス、内蔵のL1/L2の合計キャッシュ容量192KBという特徴からC3と同等のコアと思われるが、クロックは明らかにされていない。また、駆動電圧は1.05または1.2Vとしており、1.05V駆動時はTDPが3Wと低く、Transmeta TM5800やIntel ULP+MX440などのライバルよりも優れているとしている。

 システムボードはApollo PLE133ベースの1400と、ProSavage PN133Tベースの1500の2機種が用意される。サウスブリッジはいずれもVT8231/VT686Bを搭載し、AC 97、USB 1.1、Ultra ATA/100、100Base-TX、MC97モデムなどのインターフェイスを備える。また、オプションでIEEE 1394、USB 2.0、TV出力などが用意される。

ESP6000プロセッサ Eden 1400 Eden 1500

□VIAのホームページ(英文)
http://www.via.com.tw/
□ニュースリリース(英文)
http://www.via.com.tw/en/Digital%20Library/pr_eden.jsp
□製品情報(英文)
http://www.via.com.tw/en/Products/eden.jsp

(2001年12月12日)

[Reported by date@impress.co.jp]

I
最新ニュース
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】

【Watch記事検索】


【PC Watchホームページ】


PC Watch編集部 pc-watch-info@impress.co.jp

Copyright (c) 2001 impress corporation All rights reserved.