ニコン、Windows XP上での操作により、データ破損などが生じる可能性について告知

11月22日発表


 株式会社ニコンは22日、Windows XPのエクスプローラ上での操作により、Exif形式に準拠した画像データが破損する可能性があると発表した。

 ニコンによると、同社製のデジタルカメラやフィルムスキャナで撮影/スキャンした画像をWindows XPのエクスプローラ上で操作すると、画像データのファイル形式の変更などが生じ、ニコン製のソフトウェアで画像を利用できなくなってしまうことがあるという。

 具体的には次のような操作を行なった場合に不具合が発生する可能性がある。

【Windows XPのエクスプローラ上で次の操作で画像を回転させた場合】
・画像ファイルを選択してプレビュー表示域下の「右回りに回転」または「左回りに回転」ボタンを押す。
・画像ファイルを選択して右クリックメニューで、「右回りに回転」または「左回りに回転」を選択する。
・画像ファイルを選択して右クリックメニューで、プレビュー表示を選択し、「Windows画像とFAXビューア」ウィンドウ下部の「右回りに回転」または「左回りに回転」ボタンを押す。

【画像ファイルのプロパティの「概要」タブで「簡易」モードを選び、「適用」または「OK」ボタンを押す】

 なお、現時点では、「Nikon View」などの同社製ソフトウェアの多くが、Windows XPへの正式対応を謳っていない。破損したデータの復元は不可能なため、同社ではWindows XPでの利用時には、操作前にバックアップをとるよう呼びかけている。

□ニコンのホームページ
http://www.nikon.co.jp/main/index.htm
□Windows XP Home Edition/Professionalをご利用のお客様へ
http://www.nikon-image.com/jpn/ei_cs/wnew/ifxp1122.htm

(2001年11月26日)

[Reported by usuda@impress.co.jp]

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