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NECネットワークスフェア~CTF2001~開催 |
会期:11月21日~22日
会場:NEC本社ビル
NECは、同社の東京本社ビルにおいて、「NECネットワークスフェア~CTF2001~」を11月21日~22日の間、開催する。開催前日となる本日は報道関係者向けに公開された。
本イベントは、「ブロードバンド&モバイルインターネットを社会インフラに」がテーマとなっており、ネットワーク基幹システムやソリューションに関する展示、講演などが行なわれる予定。
会場は「テクノロジー・イノベーション」と「ソリューション&サービス」の2つに分かれている。テクノロジー・イノベーションでは、世界で初めて商用化されたという160波DWDM(高密度光波長分割多重)システムや、ユーザーが集中する都市圏のネットワークの高効率化を図る「メトロネットワーク」、IPv6を使ったネットワークシステムなどが展示されている。
インターネットインフラのブロードバンド化が進んだ場合、限られた回線で効率よくデータを配信することが重要とされ、高負荷がかかった回線でも、ストリーミングやVoIPなど、リアルタイム性が求められるデータを優先的に配信し、動画などがスムーズに表示されるというデモが実演されていた。
そのほか、xDSL対応機器や、IPv6対応ルータなど、多数のハードウェアも展示されている。
ソリューション&サービスでは、企業ネットワークのモバイル化やコンテンツ配信サービスなどがテーマとなっており、携帯端末をもったユーザーの位置情報や簡単なプロフィールなどが確認できるデモなども実施されている。
全体的にビジネス色の強いプライベートショーとなっており、入場には事前に招待状が必要になる。
すでに発売ずみのVDSL対応モデム「DATAX VTUEB」 | 参考出品の8Mbps対応ADSLモデム内蔵ルータ。発売時期など詳細は不明 | Annex Hに対応したxDSLルータ/ブリッジ「ATUR32H」。上り下りとも1.5Mbpsでの通信が可能 |
集合型光メディアコンバータ「FN100M-M1S」。最大伝送距離は20km | こちらは単一型の光メディアコンバータ「FN100M-C1S」 | IPv4/IPv6両対応のブロードバンドルータ。デュアルスタック機能によりIPv4/IPv6を自動認識する |
Agilent Technologiesの「RouterTester」。その名のとおり膨大なダミーデータなどを生成し、ルータのパフォーマンステストなどが行なえる。 | IPv6対応のIPスイッチルータ「IX5003」 |
FutuerGateのIPv4-IPv6相互トランスレータ「FG1000」。IPv4対応機器に接続することでIPv6対応のネットワークと通信が可能 | ソリューション&サービスコーナーでデモされていた位置情報サービスのデモ。位置だけでなく年齢や性別などの情報も公開可能 |
□NECのホームページ
http://www.nec.co.jp/
□NECネットワークスフェアのホームページ
http://www1n.mesh.ne.jp/CNPWORLD/fair/index.html
(2001年11月20日)
[Reported by kiyomiya@impress.co.jp]
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