Compaq、第3四半期は1億2千万ドルの損失
~IT業界の景気回復は来年後半以降に

11月23日(現地時間) 発表



 米Compaq Computerは23日(現地時間)、2001年第3四半期の決算を発表した。売上高は75億ドル(前年同期比33%減)、営業純損失1億2,000万ドルと大幅な損失を計上した。

 希薄化後の1株あたり損失は0.07ドル。なお、前年同期は売上高112億ドル、純利益5億5,700万ドルだった。

 マイケル・カペラス会長兼CEOは「第3四半期はCompaqおよび業界にとって史上稀に見る困難な時期でした。IT需要の世界的な低迷がアグレッシブな価格設定につながる一方、9月の事象はロジスティック面で大きな難題を生み出しました」とリリース中で述べている。

 また、「とりわけ2002年上半期までは、企業IT支出の劇的な変化は予想されません。2001年第4四半期に関しては、売上高は76億~78億ドルの範囲で1株当たり約0.03ドルの損失になると予想しています」としており、IT業界の景気回復は来年後半以降になるという悲観的な見通しを明らかにしている。なお、Compaqは2002年前半にはHPとの合併を行なう予定。

□Compaqのホームページ(英文)
http://www.compaq.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.compaq.com/newsroom/pr/2001/pr2001102301.html
□ニュースリリース(和訳)
http://www.compaq.co.jp/press/press718.html
□関連記事
【9月4日】HP、Compaqを吸収合併と正式発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010904/hp_comp.htm

(2001年10月25日)

[Reported by date@impress.co.jp]

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