松下、AV機能を強化し、Windows XPを搭載した「人」新モデル

11月15日発売

価格:オープンプライス

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 松下電器産業株式会社は、AVパソコン「人(ヒト)」シリーズの筐体デザインを一新し、実勢価格を大幅に引き下げたモデルを、11月15日より発売する。Pentium IIIを搭載した「CF-X10R」、Celeronを搭載した「CF-X10V」の2モデルが用意され、価格はすべてオープンプライス。店頭予想価格は、CF-X10Rが23万円前後、CF-X10Vが20万円前後の見込み。OSはWindows XP Home Editionがプリインストールされる。

 従来の人シリーズからデザインを一新、濃紺をベースにしたシックなものに変更された。そのほか、従来機種の2倍に相当する、最大250cd/平方メートルの高輝度液晶「ビジュアルブライト液晶」を搭載。本体のボタンにより、「通常モード」のほか、輝度や色表現を最大限にする「ビジュアルモード」、暗いシーンの階調を豊かにし、映画などの視聴に適した「シネマモード」の3モードに切り替え可能。

 キーボードの文字も従来比130%に拡大され、より幅広い年齢層に対応できるようになったという。ポインティングデバイスはジョグホイールを搭載したトラックボールが引き続き採用されている。

 CF-X10RにはモバイルPentium III 850MHz、CF-X10VにはモバイルCeleron 750MHzを搭載。そのほかの仕様はほぼ共通で、XGA(1,024×768ドット)対応の14.1インチTFT液晶を採用、メモリ128MB(最大256MB)、HDD 30GBを搭載。チップセットはIntel 440ZX、ビデオチップはATI Rage Mobility-M1(8MB)。DVD-RAMも再生可能な、8/8/8/24倍速のDVD/CD-RWコンボドライブを搭載し、3モードフロッピーディスクドライブも内蔵する。

 インターフェイスは100Base-TX対応Ethernet×1、Type 2 PCカードスロット×2、USB×2、IEEE 1394(4ピン)×2、Sビデオ出力端子、コンポジットビデオ出力端子などのほか、SDメモリーカードとMMCに対応したSDダイレクトスロット×1も装備する。

 本体サイズは310×270×42mm(幅×奥行き×高さ)、重量3.4kg。バッテリはニッケル水素バッテリで、最大バッテリ駆動時間は約1.5時間。

 マイクロソフトOffice XP Personalのほか、年賀状などの作成が可能な「画贈屋さん3」などが付属する。

キーボードの文字が従来比130%に大型化された 液晶パネルを閉じた状態。車などと同等のコーティングがされている

□松下電器のホームページ
http://www.panasonic.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.matsushita.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn011018-2/jn011018-2.html

(2001年10月18日)

[Reported by kiyomiya@impress.co.jp]

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