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バイオ新機種発表会レポート |
MNC 木村敬治プレジデント |
バイオ開発の5つのキーワード |
発表会場にはマイクロソフト株式会社の阿多親市社長も列席し、Windows XPへのソニーの協力に感謝するスピーチを行なった。今回発表されたのは、ノート6シリーズ、デスクトップ4シリーズで、すべてWindows XPが搭載される。
最初に挨拶に立ったモーバイルネットワークカンパニー(MNC)の木村敬治プレジデントは、「'97年にバイオを発表し、'98年からVAIO EXPOを開催してきた。今年は、無線LAN/ブロードバンド/常時接続の普及、Net MDやネットワークハンディカムIPなどの新しい周辺機器もそろえた。バイオは、ネットワークライフスタイルを提案していきたい」と周辺機器も含めたバイオワールドのいっそうの拡大を宣言した。
また、「今回の秋モデルにはすべてWindows XPを搭載した。Windows XPは待ち望んでいたプラットフォームであり、マイクロソフトとは互いにベストのパートナーだ」と述べた。
マイクロソフト 阿多親市社長 | VAIOとWindows 2000のグラフ | Microsoft米本社からもビデオメッセージが寄せられた |
これを受けて登場したマイクロソフトの阿多親市社長は、「デジタル家電の中心にPCがくるというWindows XPのコンセプトは、バイオのコンセプトと同じだ」と話を引き継いだ。
そして「Windows 2000の登場時にバイオがWindows 2000を選択していただいたおかげで、現在では出荷されるPCの20%以上にWindows 2000 Professionalが搭載されている。また、Windows XPの登場を前にして周辺機器やアプリケーションの対応が進んでいるのも、ソニーがWindows 2000を採用していただいたことがよい方に影響している」とし、出荷本数のグラフを示してバイオの採用がWindows 2000の普及に貢献したことを示した。
「Windows XPの開発についても積極的に関与していただき、コンシューマー用の製品の質についてのお叱りなど、アグレッシブなフィードバックをいただいた。ソニーはいっしょに汗をかかせていただいた仲間だ」とWindows XPへの協力を称揚した。また、Microsoft本社からの、パートナーシップを感謝するビデオレターも公開された。
続いてノートPCのC1/SR/QRの製品紹介、デスクトップPCのRX/MX/LX/Jが紹介された。詳細については別記事にゆずるが、いずれもブロードバンド、ワイヤレスなどをキーワードとするネットワーク関連の機能が盛り込まれているのが特徴だ。
バイオC1 | バイオノートSR | バイオノートQR |
バイオRXの機能強化点 | バイオMXの機能強化点 |
質疑応答を行なう木村プレジデント |
(2001年10月11日)
[Reported by date@impress.co.jp]
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