カノープス、キャプチャ機能を備えたGeForce 2 MX400搭載ビデオカード

SPECTRA F11 PE32 C-Tune

11月初旬発売

標準価格:オープンプライス

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 カノープス株式会社は、キャプチャ機能を備えたGeForce 2 MX400搭載ビデオカード「SPECTRA F11 PE32 C-Tune」を11月初旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は33,000円程度の見込み。

 「SPECTRA F11 PE32 C-Tune」は5月に発表したGeForce 2 MX400搭載のビデオカード「SPECTRA F11 PE32」にアナログキャプチャ機能を追加したビデオキャプチャカード。「PE32」からの変更点は、アナログ信号系を基板から離して設置する同社独自のSSHモジュールを、D-Sub15pinのみの「SSH Type-D」から、Sビデオ端子やコンポジット端子を搭載した「SSH Type-C」に変更したこと。なお「SSH Type-C」は12月より単体発売する予定。価格は9,800円の見込み。

C-Tuneの解説をする中田部長
C-Tuneの名前は中田氏の愛車レガシーに由来するとのこと
 発表会では、同社GP開発部長の中田潤氏が「C-Tune」について簡単に解説した。PCIバスを利用するキャプチャカードとビデオカードを併用すると、IRQのリソースを食うほか、PCIバスの占有率が非常に高くなる。AGPスロットに集約することで、PCIバスのトラフィックを減らすことができ、安定したキャプチャ環境を得られるとした。

 ビデオカード自体の性能は従来の「PE32」と同等で、メモリは185MHz対応SDRAM(32MB)を166MHzで駆動、流体軸受けタイプの冷却ファンを採用する。

 ビデオ編集ソフト「WinProducer」も付属し、フレーム単位の編集が可能。22種類のトランジションエフェクトや3種類のフィルタエフェクトを備え、ピクチャインピクチャにも対応する。対応入/出力フォーマットはMPEG-1/MPEG-2/AVI/DV。オーディオはWAVE/MP3に対応する。また、MPEG-1/2キャプチャソフト「WinCoder」や、AVIキャプチャ/TVチューナコントロールソフト「MEDIACRUISE」なども付属する。

SSH Type-C TVチューナーユニット

 「C-Tune」に対応したTVチューナーユニットも11月より発売される。価格は未定。iEPGへの対応など、詳細は現時点では未定だが、MEDIACRUISEを利用したチャンネルコントロールなどが可能となる。

 チューナーユニットとC-TuneはSビデオ端子またはコンポジット端子で接続し、MEDIACRUISEによるコントロールのためにUSB端子も装備する。電源はACアダプタ。なお、「C-Tune」とTVチューナーユニットをセットにしたものも11月に発売予定。価格は未定。


□カノープスのホームページ
http://www.canopus.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.canopus.co.jp/press/2001/spectra_f11_pe32_c-tune.htm
□関連記事
【5月2日】カノープス、GeForce2 MX400搭載の「SPECTRA F11 PE32」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010502/canopus.htm

(2001月10月10日)

[Reported by usuda@impress.co.jp]

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