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アスク、3ware製のIDE RAIDカード「Escalade 7000シリーズ」をリコール
10月5日 発表
連絡先:株式会社アスク
具体的な症状は、Escalade 7000シリーズの利用時に、負荷の高い環境ではデータロスが発生する可能性があり、内部バスのCRCエラーによるシステムのハングアップや、ATAケーブルでのCRCエラーによるRAID5アレイの縮退などの現象が確認されたという。 不具合が確認されたのは、Escalade 7000シリーズの「7410/7450/7800/7810/7850」の5製品。そのうち、「7410/7800」についてはファームウェアのアップデートで対応可能だが、「7450/7810/7850」はコンデンサや整流器の交換が必要となるため、製品を3wareに送付し、ハードウェア変更を施す必要がある。 対応ファームウェアは近日中に3wareのホームページで公開される。また、製品の交換方法の詳細に関しては、アスクが近日中に告知するとしている。 なお、3wareではこのリコールを受け、Escalade 7000シリーズの生産を即刻中止。受注も10月31日までとする。また、不具合のでていないEscalade 6000シリーズについても12月31日をもって製造中止とする。今後はSANストレージシステム「Palisade」の開発に注力していくという。また、アスクも3ware製品の取り扱いを中止する。 なお、3wareでは無償保証期間中のサポートは継続するが、新しいマザーボードやチップセット、OSへのドライバ変更対応などは行なわないとしている。
□アスクのホームページ
(2001月10月5日)
[Reported by usuda@impress.co.jp] |
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