香港のビデオカードメーカーInnoVISIONは1日(現地時間)、GeForce 3 Titaniumチップ搭載のビデオカードを発表した。Titanium 500搭載の「Inno3D Tornado Geforce 3 Titanium 500」とTitanium 200搭載の「Inno3D Tornado Geforce 3 Titanium 200」で、価格は明らかにされていない。サンプル出荷は10月上旬、製品出荷は10月末の予定。AGP 4X/2Xに対応し、Direct X 8.1やOpenGLに最適化されている。

　GeForce 3 Titaniumシリーズのチップを搭載することにより、シャドウ・バッファと、3Dテクスチャの2つの新機能が利用可能となった。オンボードのDDRメモリによりTitanium 500は8.0GB/secの転送速度と、38億4千万サンプル/秒のフィルレートを誇る。同様にTitanium 200は、6.4GB/secの転送速度と、28億サンプル/秒のフィルレートとなる。

　なお、Geforce2 Titaniumは、250MHzのコアクロックと400MHz(DDR)のメモリクロックを持つ。Geforce2 Titanium搭載のビデオカードは、10月第2週から出荷の予定。

□InnoVISIONのホームページ(英文)
http://www.inno3d.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.inno3d.com/Ti_press.htm

(2001年10月1日)

[Reported by date@impress.co.jp]