9月20日(現地時間) 発表

　VIA Technologiesは20日(現地時間)、子会社のCentaur Technologiesと共同で、テキサス州オースチンの連邦地方裁判所にIntelを提訴した。提訴の内容はIntelが両社が共同所有している特許を侵害したというもの。

　Intelが侵害したとされている特許は米特許「6,253,311」番で、マイクロプロセッサにおける、異なるフォーマットの数値データの扱いに関するもの。VIAらは、Pentium 4がこの特許を侵害したとして、Pentium 4の販売停止と損害賠償を求めている。

　Centaurは、'99年にIDTから買収されたVIAの子会社で、VIAのx86互換プロセッサC3の設計を担当している。オースチンはCantaurの本社所在地。

　現在、IntelとVIAはPentium 4を巡る知的所有権の争いの渦中にあり、今回の提訴もその一環とみられる。なお、VIAは今月10日に特許侵害による提訴の意向を表明していたが、その時点ではIntel 845が対象としていた。リリースでは、今回の提訴は知的所有権保護の第一歩としており、今後も同様の提訴が続く可能性が高い。

□VIAのホームページ(英文)
http://www.via.com.tw/
□Centaur Technologiesホームページ(英文)
http://www.centtech.com/
□米特許「6,253,311」の概要(英文)
http://patft.uspto.gov/netacgi/nph-Parser?Sect1=PTO1&Sect2=HITOFF&d=PALL&p=1&u=/netahtml/srchnum.htm&r=1&f=G&l=50&s1='6,253,311'.WKU.&OS=PN/6,253,311&RS=PN/6,253,311
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(2001年9月21日)

[Reported by date@impress.co.jp]