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高木産業、ノートPCをベースにしたWindows CE機 |
PCN-C700 |
9月18日受注開始
標準価格
「PCN-C700」:109,800円
「PCM-C700」:118,000円
連絡先:高木産業株式会社
Tel.0545-33-3931
高木産業株式会社は、ノートPCをベースにしたWindows CE機2モデルを9月18日より受注開始、9月28日より出荷する。A4サイズの「PCN-C700」とB5サイズの「PCM-C700」の2モデルが用意され、価格は「PCN-C700」が109,800円、「PCM-C700」が118,000円。
両モデルともOSに独自カスタマイズしたWindows CE 3.0を搭載、同社では「気軽にPCの電源を入れたり、切ったりできる初心者に扱いやすい家電感覚を目指した」としており、家電パソコン「CEPC」と命名している。なおWindow CEベースのためHDDは搭載しない。
「PCN-C700」は、13.3インチTFT(1,024×768ドット)液晶を装備、CPUはCeleron 700MHzで、メインメモリは64MB、フラッシュメモリ64MBを搭載する。チップセットはSiS630Sで24倍速CD-ROMドライブを内蔵、Type2のPCカードスロットやUSB、100Base-TX対応Ethernetも装備する。ポインティングデバイスはタッチパット。なお、FDD、モデム、パラレル/シリアルポートなども装備しているが利用できない。
バッテリはニッケル水素で、駆動時間は約3~4時間。本体サイズは315×256×42mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約3.4kg。
PCM-C700 |
バッテリはリチウムイオンで、駆動時間は4時間。本体サイズは269×242×25.4~29mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.9kg。
ノートPCをベースにしたことで、サイズや重量の面でも、モバイル機器としての利点が失われてしまうが、同社では携帯性より、「手軽にパソコンを使える」ことに重点をおいたとしている。主婦や高齢者などにも利用されることをコンセプトとしたとしており、そのため、用途をインターネット、メール、ワープロ、表計算などに絞り込んだ。また、Windows CEの採用により起動時間が約20秒と高速になり、電源のON/OFFが家電感覚で行なえる、と「CEPC」のコンセプトを説明している。
□高木産業のホームページ
http://www.purpose.co.jp/pc/
□製品情報(PCN-C700)
http://www.purpose.co.jp/pc/lineup/pcn-c700.htm
□製品情報(PCM-C700)
http://www.purpose.co.jp/pc/lineup/pcm-c700.htm
(2001月9月18日)
[Reported by usuda@impress.co.jp]
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