ヤマハ、「CDの原盤並みの高音質を実現する」CD-RWドライブ
~MP3デコーダ内蔵のUSB 2.0外付けCD-RWドライブも発売

10月中旬より順次発売

標準価格:オープンプライス

連絡先:AV・IT事業本部IT営業部
    Tel.0539-62-3125


 ヤマハ株式会社は、「音にこだわった」ドライブなどCD-RWドライブ2機種4モデルを10月中旬より順次発売する。


CRW3200E-VK
 「CRW3200」シリーズは、24/10/40倍速のCD-RWドライブ。ATAPI内蔵型の「CRW3200E-VK」が11月上旬より発売される。価格はオープンプライスで店頭予想価格は25,000円前後の見込み。

 同社では音にこだわったCD-RWドライブと位置づけており、新開発の高音質記録モード「Audio Master」を搭載する。Audio Masterは書き込み時の線速度を従来の1.2m/secから1.4m/secに高めることで、ピット間隔を広くする。そのことで、再生時にピックアップがピットをとらえやすくなるため、ジッタの減少が見込めるという。同社ではAudio Masterにより「CDの原盤並みの高音質を実現できる」としている。

 なお、ピット幅の変更はレッドブックにより規定されている範囲内のため、ほかのプレーヤーによる再生互換性も確保されているという。

 また、Audio Master利用時には、容量が650MBディスクで63分(通常は74分)に減少するほか、書き込み速度は4倍に固定される。

CRW3200UX-VK/IX-VK
 バッファアンダーラン防止機能「SafeBurn」も搭載する。バッファは8MB。また、次世代パケットライトフォーマット「CD-MRW(Mt.Rainier)」にも対応する。書き込み方式はパーシャルCAVで、ジッターを低減するピュアフェーズ・レーザー・システムも搭載する。

 ライティングソフトはB's Recorder GOLD、パケットライトソフトはB's CLiPが付属する。

 また、USB 2.0外付け型の「CRW3200UX-VK」が12月上旬から、IEEE 1394外付け型の「CRW3200IX-VK」が12月中旬から発売される。価格はともにオープンプライスで店頭予想価格は約3万円。ボディカラーはシルバー。本体サイズは164×266.2×56mm(幅×奥行き×高さ)、重量1.6kg。



CRW-70
 「CRW-70」は、MP3デコーダ内蔵のUSB 2.0外付けCD-RWドライブ。10月中旬より発売され、価格はオープンプライス。店頭予想価格は約32,000円前後の見込み。

 12/8/24倍速に対応したUSB 2.0外付けCD-RWドライブ。ヘッドフォン端子やLINE OUT端子を装備。本体にMP3デコーダも内蔵しており、MP3ファイルを記録した音楽CDを単体で再生することが可能。MP3の再生ビットレートは192kbps以下。バッファアンダーラン防止機能「SafeBurn」やパーシャルCAV、ピュアフェーズ・レーザー・システムなどを搭載する。

 電源はACアダプタ。本体サイズは136×184×29mm(幅×奥行き×高さ)、重量は560g(ACアダプタは360g)。

 ライティングソフトはB's Recorder GOLD、パケットライトソフトはB's CLiPが付属する。

□ヤマハのホームページ
http://www.yamaha.co.jp/
□ニュースリリース(CRW3200)
http://www.yamaha.co.jp/news/01091702.html
□ニュースリリース(CRW-70)
http://www.yamaha.co.jp/news/01091701.html

(2001月9月17日)

[Reported by usuda@impress.co.jp]

I
最新ニュース
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】

【Watch記事検索】


【PC Watchホームページ】


ウォッチ編集部内PC Watch担当 pc-watch-info@impress.co.jp

Copyright (c) 2001 impress corporation All rights reserved.