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富士通オートメーション、2足歩行ロボットの一般販売を開始
9月10日より受注開始 価格:オープンプライス
連絡先:営業統轄部 営業部
HOAP-1は、富士通オートメーションと株式会社富士通研究所が共同で開発した、2足歩行ロボット。名前のとおりハードやソフトに関する情報は、オープンアーキテクチャとなっており、ユーザーが自由にプログラミングできる。身長は48cmと小型で、重量は約6kg。各関節の稼働範囲は、脚部が60度、腕部が40度。主な用途は、2足歩行の運動制御やロボット作業アルゴリズムのデータ収集など、研究用としている。 富士通では以前にも、経済産業省のプロジェクト「人間協調・共存型ロボットシステムプロジェクト」において制作した小型ロボットを発表していたが、これは市販されているパーツなどを流用して制作されていたという。今回のロボットはさらに小型・軽量化が図られ、アクチュエータなど、ほとんどのパーツを自社製品で構成しているという。 OSはRT-Linuxで、PCとのインターフェイスはUSB。また、センサーやアクチュエータ類もUSBケーブルで接続されているため、自作したパーツも簡単に接続できる。 なお、9月19日から東京大学で開催される「第19回 日本ロボット学会学術講演会」において詳細な発表がされる。
□富士通のホームページ (2001年9月10日)
[Reported by kiyomiya@impress.co.jp] |
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