マイクロソフト、Windows NT 4.0のセキュリティ対策モジュールを公開
--モジュールの公開を一時延期、今週中に公開予定

今週中に公開予定



 マイクロソフト株式会社は、Windows NT 4.0日本語版用のセキュリティ対策モジュール「Security Roll-up Package(SRP)」を31日に公開する。SRPの公開はWebのみに限られ、CD-ROMなどでの提供は行なわれない。容量は14.5MB。

 対象となるのは、PC/AT互換機用のWindows NT 4.0 Workstation/Server/Enterprise Edition。なお、SRPを適用する前に、あらかじめService Pack 6aを適用しておく必要がある。

PC/AT用のTerminal Server Editionについては対応時期未定。PC-9801版Windows NT 4.0用は8月初旬に提供予定。

 SRPは、Service Pack 6aのリリース以降に提供されたセキュリティ関係のアップデートモジュールをまとめたもので、既知のセキュリティ上の問題に一括して対応できる。SRPは、Windows NT 4.0 Service Pack 7のリリース取りやめの際に、セキュリティ対策モジュールとして告知されていた。

※31日18時15分現在、モジュールは公開中止されており、ダウンロードページには「Windows NT 4.0 SRPの公開を一時延期」と告知されている。弊誌でも31日0時過ぎにモジュールをダウンロードしたが、それについてマイクロソフトでは、「現在SRPは最終確認中で告知が先に行なわれてしまった」とし、公開されたモジュールは「最終確認中のものが誤って公開されてしまったもので、今週中に公開予定の正式版を待って欲しい」としている。

□マイクロソフトのホームページ
http://www.microsoft.com/japan/
□Windows NT 4.0SRPダウンロードページ
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/nt4srp.asp
□Windows NT 4.0 Service Pack 6aダウンロードページ
http://www.microsoft.com/japan/products/ntupdate/nt4sp6/

(2001月7月31日)

[Reported by date@impress.co.jp]

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