矢野経済研、国内PC出荷台数を8%増の1,498万台と予想

7月24日発表


 株式会社矢野経済研究所は、2001年度の国内PC出荷台数は、前年度比8%増の1,498万台との予測を発表した。

 出荷金額では前年比3.9%の2兆4,617億円の見込みで、コンシューマ向けは2000年後半から続く停滞傾向が続いており、2000年度比で微増、もしくは横這いだが、ビジネス向けは堅調で、ビジネス向けの出荷がコンシューマ向けの落ちこみを補う、と分析している。

 また、2000年度メーカー別シェアではNECが22%で1位、富士通が21.5%で2位となっており、ソニーが1.4%増のシェア9.2%で3位となっている。矢野経済研究所ではソニーの勢いは2001年も続くと分析している。

 PCのタイプ別構成比率は2000年度がデスクトップ型50.4%、ノート型49.6%でほぼ同比率になり、2001年にはデスクトップ型47.8%、ノート型52.2%とノートPCがデスクトップPCを上回ると予測している。同社では、デスクトップPCに対してノートPCの比率が逆転することについて、ノートPCの本体価格の低下や性能向上などを理由に挙げている。なお、2000年度のノートPCにしめるサブノート(B5サイズ)の割合は29.2%。

□矢野経済研究所のホームページ
http://www.yano.co.jp/
□ニュースリリース(PDF)
http://www.yano.co.jp/press/pdf2001/010724.pdf

(2001月7月24日)

[Reported by usuda@impress.co.jp]

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