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アイ・オー、周辺機器の価格下落で業績予想を下方修正6月28日 発表
株式会社アイ・オー・データ機器は、平成13年6月期(2000年7月1日~2001年6月30日)の通期業績予想の下方修正を発表した。 連結でみると、売上高は626億円と当初予想から5.7%の減少に留まっているが、経常利益は17億6,800万円から12億円へと32.1%減、当期利益は8億8,900万円から5億9,000万円へと33.6%の減少となっている。 売上高の修正理由としては、PC市場の成長鈍化、DRAM価格の大幅な下落、周辺機器全般の売上不振などが挙げられている。大幅な下落となった利益については、前記の理由に加え、製品価格の値下げに伴う、流通在庫補償が原因とされている。 現在、周辺機器業界では、メモリ製品をはじめ、CD-RW/HDDなどのストレージ、液晶ディスプレイなど、価格が大幅に下落している製品が多い。アイ・オーをはじめとする大手周辺機器メーカーでは、市場の価格変動に合わせた値下げの際に、販売店や流通経路での在庫についても調整を行なっており、今期のように製品の値下がりが続くと、利益に影響する構造となっている。
□アイ・オー・データ機器のホームページ (2001月6月28日)
[Reported by date@impress.co.jp] |
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