米Intel、100ドルを切るGigabit Ethernetカード --Gigabit Ethernetコントローラを1チップ化
6月19日(現地時間)発表
米Intelは19日(現地時間)、100ドルを切るGigabit Ethernetカード2モデルのサンプル出荷を開始、今年後半に発売すると発表した。デスクトップPC向けの「Intel PRO/1000 T」と、PCI-Xバスに対応するサーバー向けの「Intel PRO/1000 XT」の2モデルで、想定小売価格は「1000 T」が99ドル、「1000 XT」は未定。
両モデルともに、同時に発表したシングルチップGigabit Ethernetコントローラ(Intel 82544EI/82544GC)を搭載。10/100/1000Mbpsに対応し、従来利用されているカテゴリ5以上のケーブルが利用可能としている。
新チップは、シングルチップ化により前の世代のチップより70%小型化、50%以上の電力消費の低減と、低発熱によるシステムの信頼性向上を実現するという。82544GCは超高密度サーバー用のチップでパッケージサイズ21×21mm(82544EIは27×27mm)とより小型化されている。既に量産開始されており、1,000個ロット時の小売価格は82544EIが68.5ドル、82544GCが69.9ドル。IntelではシングルチップのGigabit Ethernetコントローラは世界初としている。
□米Intelのホームページ(英文)
http://www.intel.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.intel.com/pressroom/archive/releases/20010619net.htm
□製品情報(英文)
http://www.intel.com/network/go/desktop_gig/
(2001月6月20日)
[Reported by usuda@impress.co.jp]
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