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COMPUTEX TAIPEI 2001 会場レポートメルコがDDR Micro DIMMを展示、Tualatin対応Socket 370マザーが並ぶ
会期:6月4日~6月8日
「COMPUTEX TAIPEI 2001」が、6月4日より開幕した。TICC、TWTC、TWTC Hall2の3つの会場にかけて行なわれるが、TICCは発表会や商談スペースを兼ねた展示を、メイン会場ともいえるTWTCは台湾の大手メーカーのブースから、小さなパーツ系まで所狭しとひしめき合っている。今回のレポートは会場を簡単に回ってみて、目に付いた製品を簡単に紹介する。 TWTCにはVIAやSiS、ALiなどのチップセットメーカーなどが多数出展。また、Winbondや、 Mosel Vitelicといったメモリメーカーも会場の中心に比較的大きめのブースを出している。
Ritekのブースでは、小型HDD「Compactstor」を展示。Compactstorは容量1.1GBの小型HDD。IBMのmicrodriveとほぼ同サイズで、リーダも一緒に展示されている。出荷は第3四半期の見込み。
CARRY COMPUTERはCF/SD/メモリースティック/スマートメディアの4スロットをそなえたカードリーダを展示。インターフェイスはIEEE 1394。日本向けの直接販売は行なわずOEM先を探しているという。
また、ブロードバンドルータやADSLモデムなどネットワーク関連機器の展示も充実している。無線LAN一体型など数多くのタイプが展示されており、特にTWTCのコミュニケーションエリアに集中している。ADSLモデムもUSBタイプ、PCIタイプ、モデム一体型ルータタイプなどが用意されている。ただし、ADSLについては基本的にフルレート対応のものが多い。
一方マザーボードベンダーがひしめく、TWTC Hall 2ではIntel 845やAMD 760を搭載したマザーボードのほか、0.13μmプロセスのPentium III「Tualatin」に対応したマザーボードが多数出品されている。出展されているSocket 370用マザーボードはほとんど「Intel 815E/EP B-step」やVIAの「Apollo Pro266T/Pro133T」などのTualatin対応チップセットを搭載したものとなっている。
また、ASUSTekのブースではGeForce 2 GO搭載のPentium III 1GHz搭載ノートなども展示されている。液晶は1,400×1,050ドットのSXGA+。
□COMPUTEX TAIPEI 2001のホームページ(英文) (2001年6月5日)
[Reported by usuda@impress.co.jp] |
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