|
マイクロソフト、Office XPとの連携が強化された「Visio 2002」 |
7月19日 発売
価格:オープンプライス
連絡先:カスタマーインフォメーションセンター
東京:Tel.03-5454-2300
大阪:Tel.06-6347-9300
マイクロソフト株式会社は、ビジネス用ドローイングソフト「Microsoft Visio Version 2002」を7月19日に発売する。「Standard」と「Professional」の2パッケージが用意され、価格はオープンプライス。店頭予想価格は、Standardの通常版が22,800円前後、アップグレード版が14,400円前後。Professionalの通常版が64,800円前後、アップグレード版が31,000円前後の見込み。対応OSはWindows 98/98 SE/Me/NT 4.0/2000となり、Office XP同様、Windows 95には対応しない。
Visio 2002各製品の位置づけ |
今回のバージョンの主な変更点は、Office XPとのユーザーインターフェイスの共通化をはじめ、クラッシュ回復機能や、オートコレクト、スペルチェッカなど、Office XPの機能が利用できる点。ただし、スマートタグには未対応。
作成中の図形の表示も改善され、アンチエイリアス処理を施すことにより、図形やテキストが滑らかに表示されるようになった。また、従来はOffice製品とカラーパレットの管理が異なっていたため、図形をインポートした際に表示色が変わってしまうことがあったが、今回はOffice XPと同様のカラーパレットを用いているため、そのようなケースはないという。そのほか、XML形式でのデータ書き出しにも対応する。
Excelのデータを読み込んで自動生成された組織図 | 建築図面では、新たに曲線の壁も使えるようになった |
Professionalではこれらの機能に加え、Active DirectoryやExchange Server、SQL Serverの情報を取り込んで、自動的に図式化を行なう機能などが搭載されている。
なお、アクティべーションはOffice XPと同様で、1パッケージで個人所有の2台のPCまでインストール可能としている。
製品発表後の質疑応答では、マイクロソフトの製品マーケティング本部オフィス製品部マネージャの横井伸好氏が「Visioを今後Office製品にバンドルする予定はあるのか?」という質問を受け、「VisioはOffice XPのファミリー製品だが、バンドルする予定はない。あくまでOffice製品を補完する製品としての位置づけで、必要と思われるユーザーに提供していきたい」と答えている。
また、6月1日~7月31日までの期間中、「Microsoft Visio 2002 パスポートキャンペーン」が行なわれる。期間中に対象となるVisio 2000製品を購入したユーザーは2,000円でVisio 2002にアップグレード可能。
□マイクロソフトのホームページ
http://www.microsoft.com/japan/
□ニュースリリース
http://www.microsoft.com/japan/presspass/releases/053101visi.htm
□関連記事
【'99年8月24日】ビジオ、ビジネスグラフィックソフト「Visio 2000 Standard」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/990824/visio.htm
□関連記事
【'99年9月16日】米Microsoft、Visioを約13億ドルの株式交換で買収
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/990916/msvisio.htm
(2001年5月31日)
[Reported by kiyomiya@impress.co.jp]
|