コニカ、小型で高品位なデジタルカメラ「Digital Revio」シリーズ

7月上旬から順次発売

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 コニカ株式会社は、コンパクトなデジタルカメラの新シリーズ「Digital Revio」2機種を7月上旬から順次発売する。Revioは、同社のAPSカメラのシリーズ名称で、コンパクトで高品位なデザインを特徴とする。今回のシリーズはその特徴をデジタルカメラの分野で受け継ぐことを目指している。

●334万画素2倍ズーム機「Digital Revio KD-300Z」

・標準価格;88,000円
・発売日:7月上旬

 光学2倍ズームレンズと334万画素1/1.8インチ原色CCDを搭載しながら、87×30×55mm(幅×奥行き×高さ)、165g(電池除く)という小型軽量を実現している。

 ボディ前面と背面はステンレス合金を使用し、レンズは沈胴式で電動式のレンズバリアに収納される。レンズは6群7枚、全レンズにマルチコーティングが施される。焦点距離は38~76mm(35mmフィルム換算)、F値は2.8~3.5。光学式ファインダーと、1.5インチ低温ポリシリコンTFT液晶を備える。

 出力解像度は2,048×1,536/1,024×768ピクセル。動画はMotion JPEGコーデックのAVI形式、320×240ピクセル、最大15秒まで記録できる。記録メディアはSD/MMC、16MBのMMCが付属する。PCとのインターフェイスは持たず、別売のSDメモリーカードリーダ(USB接続)を使用する。ビデオ出力端子を持ちTVへの表示も可能。

 電源は専用リチウムイオンバッテリパックで、専用ACアダプタが付属する。

●211万画素3倍ズーム機「Digital Revio KD-200Z」

・標準価格;68,000円
・発売日:7月下旬

 光学3倍ズームと211万画素1/2.7インチ原色CCDを搭載した標準機。本体は100×30.5×61.5mm(幅×奥行き×高さ)、170g(電池除く)とKD-300Zにくらべるとやや大きめの筐体になっている。

 レンズは沈胴式で、電動式のレンズバリアに収納される。レンズは6群7枚、焦点距離は35~105mm(35mmフィルム換算)、F値は2.8~4.6。光学式ファインダーと1.5インチ低温ポリシリコンTFT液晶を備える。

 出力解像度は1,600×1,200/1,280×960/640×480ピクセル。動画はMotion JPEGコーデックのAVI形式で320×240/160×120ピクセル、最大15秒まで記録できる。記録メディアはSD/MMC兼用、8MBのSDメモリーカードが付属する。PCとのインターフェイスはUSBでストレージとして認識される。ビデオ出力端子は持たない。

 電源はリチウム(CR-V3)、単3アルカリ/ニッケル水素2本。ACアダプタは付属しない。

 両機とも、同じシリーズに属するが、PCとのデータ交換方法、ビデオ出力端子の有無、電源など、仕様はかなり異なっている。操作体系も異なっており、KD-300Zが電源ボタンで起動し、モード切替レバーと円形に配置されたボタン中心の操作なのに対し、KD-200Zは電源とモード切替兼用のダイヤルで起動し、ゲームパッドのような5Wayボタン中心の操作となる。

□コニカのホームページ
http://www.konica.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.konica.co.jp/info/release/news/0529_2a.html

(2001年5月29日)

[Reported by date@impress.co.jp]

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