アダプテック、IDE RAIDカード2種

6月中旬より順次発売

標準価格:オープンプライス

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 アダプテックジャパン株式会社は、Ultra ATA/100に対応したIDE RAIDカード2機種を、6月中旬より順次発売する。価格はともにオープンプライス。


●RAID 5対応のハードウェアIDE RAIDカード「ATA RAID 2400A」

ATA RAID 2400A
 「ATA RAID 2400A」は、Intel i960RS/100プロセッサを搭載したハードウェアIDE RAIDカードで、7月中旬より発売する。店頭予想価格は4万円前半。対応OSは、Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000、RedHat Linux、SuSE 6.4/7.0、NetWare、FreeBSD、SCO UNIX。

 4チャンネルのIDEコネクタを備え、最大4台のHDDが接続可能。専用の筐体を使えば、ホットスワップにも対応する。対応RAIDレベルは、RAID 0/1/0+1/5。ディスクキャッシュ用に32MB(最大128MB)のECC対応SDRAMを搭載する。

 また、バックアップ電源は搭載できないため、ライトバックモード時の電源断によるデータ損失を回避する場合は、ライトバックモードを切る必要がある。

 「SMOR」というBIOS上でのRAID設定機能を搭載するほか、GUI上でデバイスの管理や、アレイの診断などが可能な「Storage Manager」が付属する。なお、JAVAで動作する管理ユーティリティ「Storage Manager Pro」も付属するが、動作は英語OS上のみとなる。

 同社では、「ホットスワップ対応の筐体を自社で販売する予定はないが、対応する筐体が見つかり次第、順次アナウンスしていく。Storage Manager Proも、今後日本語OSでもサポートしていく予定」としている。



●普及型RAIDカード「ATA RAID 1200A」

ATA RAID 1200A
 「ATA RAID 1200A」は、LowProfile PCIにも対応可能な普及型RAIDカード。6月中旬より発売され、店頭予想価格は1万円前後。対応OSは、Windows 98/Me/NT 4.0/2000。なお、LowProfile対応ブラケットは付属しない。

 IDEコントローラにHPT370を搭載し、2チャンネルのIDEコネクタで、最大4台のHDDを接続できる。対応RAIDレベルは、RAID 0/1/0+1。

 同社では、「LowProfile対応ブラケットに関しては、市場の動向を見て今後添付するかどうか検討する」としている。


□アダプテックジャパンのホームページ
http://www.adaptec.co.jp
□ニュースリリース
http://www.adaptec.co.jp/news/pr010518.html
□製品情報
http://www.adaptec.co.jp/news/pdf/ATA100_RAID.pdf(PDF)

(2001年5月18日)

[Reported by yosida-s@impress.co.jp]

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