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日本IBM、手書き入力に対応した新コンセプトノート標準価格:319,000円
連絡先:ダイヤルIBM
専用設計したノートPC部と、CrossPadの技術を応用した手書き入力部「ThinkScribe」が合成皮革のカバーに収納され、手書き入力した内容をベクトルデータとして記録して管理できるのが特徴。 ノートPC部とThinkScribeは、一方が上になるようにカバーを折りたたんで使用することも可能。ThinkScribeは、通常のA4レポート用紙が利用可能で、専用のボールペンで書き込むと内容がベクトルデータとして記録される。2MBの内蔵メモリも備え、PCが起動していなくてもThinkScribe内にA4サイズで50ページ程度のデータを記録できる。
アプリケーションは、手書き入力に対応した「IBM Ink Manager Pro」と、個人向け情報管理ソフト「Lotus Organizer 2001」がプリインストールされる。Ink Managerで手書き入力したデータは、直接ほかのアプリケーションへコピー&ペーストできる。また、OutlookカレンダーやLotusNotesカレンダー、LotusOrgnizerのスケジュールと連携させ、入力したデータを管理することもできる。 PC部に備えた800×600ドット10.4インチ液晶は、タッチスクリーン機能も備え、液晶を反転して収納することもできる。PC部の主な仕様は、低電圧版モバイルPentium III 600MHz、メモリ64MB(最大320MB)、10GB HDD、100Base-TX対応Ethernet、V.90対応モデム、Type2 PCカード×1、Type2 CFスロット×1、USB×2などを備える。ポインティングデバイスは拡張版TrackPoint。
本体サイズは283×320×24.9~32mm(幅×奥行き×高さ)、重さ2.49kg。バッテリはリチウムイオンで2.5時間駆動できる。
□日本IBMのホームページ (2001年5月11日)
[Reported by taira@impress.co.jp] |
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