Apple、Mac OS X用コアDarwinのx86版をリリース

4月13日(現地時間) 公開


 米Apple Computerは13日(現地時間)、Mac OS X用コア「Darwin」の最新版「Darwin 1.3.1」をリリース、x86CPUで動作する「Darwin/x86」も公開された。CUIベースのOSであり、Macintosh用のアプリなどが動作するわけではない。

 Darwinは、Mach 3.0とFreeBSDをベースにしたMac OS Xのコアオペレーティングシステムで、オープンソース化されている。従来はPowerPC版のみの配布となっていたが新たにx86版も公開された。インストーラはCDイメージで配布され、ファイルサイズはPowerPC版が120.7MB、x86版が126.9MB(gzip圧縮)、220.5MB(ISO形式)。

 PowerPC版はPowerPC G3以降を搭載したMacintoshで動作。同社ホームページで対応機種を公開している。x86版はIDEコントローラにPIIX4、EthernetコントローラはIntel 8255x、ビデオカードはVESA 2.0互換カードに対応し、チップセットにIntel 440BXを搭載したマザーボードでの動作が確認されている。

□Apple Computerのホームページ(英文)
http://www.apple.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.opensource.apple.com/projects/darwin/1.3/release.html
□関連記事
【4月9日】西川和久の「Mac OS X、ちょっと触って見ました!!」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010409/macosx.htm

(2001年4月16日)

[Reported by usuda@impress.co.jp]

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