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三菱電機、17インチ高輝度ダイヤモンドM2管を量産開始
連絡先:映像情報事業部 営業第一部
三菱電機株式会社は、従来機と比べ明るさが約2倍になり、動画などの映像表示に適した17インチ高輝度ブラウン管「ダイヤモンドM2管」(M41LRY61X)の量産を開始し、PCメーカーやモニターメーカーに出荷を開始したことを発表した。月産台数は約50,000台で、今夏にはメキシコ工場にも展開する。 「M41LRY61X」は、新たな構造の電子銃を搭載した17インチのブラウン管で、従来のカソードドライブ電圧でも映像信号回路を変えることなく、従来機の約2倍にあたる300cd平方メートル以上(ピーク時)の輝度を実現している。また、従来輝度で使用する際はカソードドライブ電圧を低く設定できるため、映像信号の高帯域化に対応しやすく、より高解像度での表示が可能となるとしている。 同社では、「DVDやインターネットムービーなど、動画対応コンテンツをディスプレイで表示する用途が増えてきており、動画を明るく表示するブラウン管が望まれている。高解像度表示を優先する従来のディスプレイでは輝度が100~120cd平方メートル程度で使用され、臨場感のある映像を表示できなかったが、ダイヤモンドM2管の搭載により、明るく生き生きとした動画を表示できる」としている。
□三菱電機のホームページ (2001年4月12日)
[Reported by yosida-s@impress.co.jp] |
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